【マンチェスター旅】Oasisの原点|聖地「ボードウォーク・スタジオ」訪問記

イギリス

マンチェスターでOasisの聖地を巡るなら、ボードウォーク・スタジオ(The Boardwalk)はぜひ行っておきたいスポット。
ここには、Oasisが歩き出した最初の一歩が、静かに息づいています。

Haruemi
Haruemi

ずっと行ってみたかった場所!

そんな現地での体験を、熱量高めにお届けします。

🔍この記事はこんな人におすすめ
☑︎ Oasisファンの人
☑︎ マンチェスターでOasisゆかりの地を訪れたい人
☑︎ The Boardwalkの歴史や現在の姿を知りたい人
☑︎ 実際に訪れた体験談や写真付きレポを参考にしたい人

Oasisの原点 ボードウォークとは?

The Boardwalk(ザ・ボードウォーク)は、Oasis(オアシス)が初めてライブを行ったことで知られる、マンチェスターの伝説的な音楽クラブ

Oasis展でもらったフライヤー(シワ付き)
行きたすぎるけどチケット取れず無念……

リハーサルスタジオとライブハウスが一体となった“バンド育成の場”でもあり、Oasisのプロローグが刻まれた場所でもあります。

Oasisのほかにも、Stone RosesHappy Mondaysなど、後に名を馳せる多くのバンドが初期の頃にこの場所でライブを行っており、The Boardwalkは地元マンチェスター音楽シーンの登竜門として広く知られていました。

1999年に閉鎖された今でも、その存在は当時のMadchesterムーブメントを象徴する音楽カルチャーの中心地のひとつとして、今も多くのファンに語り継がれています。

📍Googleマップで詳細をチェック

現在のようすは?

閉鎖後の現在は、オフィススペースに。そのため建物の外に青い記念プレート(ブルー・プラーク)が掲げられ、外観のみ見学可能です

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Oasisファンが聖地巡礼に訪れる理由

なぜ閉鎖されたにも関わらず、今もOasisファンがわざわざ足を運ぶのか?

それは、この場所がOasisの歴史が動き出した原点だから。

Oasis展にて撮影

すべてはここから始まった

当時まだ無名だったOasisが、1991年8月にThe Boardwalkで記念すべき初ライブを行いました。
そして、そのライブを観ていた兄ノエルが、後にバンドへ加入
「俺の言う通りにすれば売れる」というノエル語録はあまりに有名(震)

※イメージです

その2ヶ月後、10月のThe Boardwalkでのライブは、ノエルがOasisの一員として初めてステージに立った日。この夜が、バンドにとってのターニングポイントとなりました。

Haruemi
Haruemi

OasisがOasisになった場所…!

無名から世界へ、加速するOasis旋風

卓越したソングライティングと強烈な存在感で急速に注目を集め、Oasisはわずか数年で世界的なロックバンドへと成長していきます。

超満員のメインロードスタジアム(96年)  oasis展にて撮影

小さなスタジオから世界へー
その第一歩が刻まれたこの地に立てば、Oasisの“はじまり”がぐっと近くに感じられる
まさに訪れる価値のある場所といえます。

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実際に行ってきました!ボードウォーク訪問記

マンチェスターに来たからには、Oasisゆかりの聖地を訪れずには帰れません!
リヴァプール行きの電車時間とにらめっこしながら、限られた時間の中で目指したのは、ボードウォーク・スタジオ

マンチェスターの街中を早歩きでかけ抜けた訪問記をお届けします。

いきなりピンチ!?別のThe Boardwalkに注意

時間がないので、Googleマップに「The Boardwalk」 と入力して突進スタート!

ところが!
Googleマップに導かれたのは、まさかの“別のボードウォーク”

到着した建物の受付で「ここってThe Boardwalkですか?」と聞くと、受付男性は「そうだよ」とあっさり回答。どうやら、近場に似た名前の場所が複数あるようす

少し焦りながらダメ元で「私たちOasisファンなんです」と話してみると、男性は笑顔で「そのボードウォークならここだよ!」と、正しい住所を入力して教えてくれました(涙)
なんて親切な対応……!間違えてごめんなさい、と謝ると「大丈夫だよ、旅を楽しんでね!」笑顔で送り出してくれました。マンチェスターの人の温かさを感じた瞬間でした。

正確な場所を検索するには、住所入力がおすすめです↓
📍21 Little Peter Street, Manchester, M15 4PS, United Kingdom

ついに到着。Oasisの“はじまりの地”

案内してもらった正しい住所を元に、無事到着!

この場所こそが、Oasisが1991年8月に初ライブを行い、ノエルが同年10月に初参加ライブをした、正真正銘の原点!!

オフィスビルに改装されているものの、“1984–1999”の年号とともに、当時のカルチャーを象徴するスマイリーフェイス、そして「Madchester Venue Nightclub and Rehearsal Rooms」が刻まれた青い記念プレート(ブルー・プラーク)見つけて感無量でした。


OasisやStone Roses、Happy Mondaysなど、多くのバンドがここでライブをしていたなんて…音楽ファンには胸が熱くなる場所でした。

Haruemi
Haruemi

1984–1999”という数字は、マンチェスター音楽の黄金期を象徴しててグッときます!

滞在時間わずか3分!でも価値はそれ以上

中に入ることはできませんが、外観だけでも十分。
外壁をバックに写真を撮って、滞在時間はまさかの3分(笑)

Haruemi
Haruemi

もっとリバプール行きの時間を遅らせればよかったと反省…。

それでも、「ここからOasisが始まった」と思うと、感慨深さで胸がいっぱいになります。

時間に追われながらも、「この3分のために走ってよかった」と思える――それがファンにとっての“聖地”の力なのだと実感しました。

📍最寄り駅からのアクセス
「Manchester Oxford Road駅」より徒歩 約10分
「Manchester Piccadilly駅」より徒歩 約25分
私たちはManchester Piccadilly(マンチェスター・ピカデリー)駅から歩いて向かいました。時間に余裕があれば、街の雰囲気を楽しみながら歩いていくのもおすすめです◎

まとめ|Oasisファンならぜひ訪れてみて

たとえ中に入れなくても、たとえ3分しか滞在できなくても(涙)
Oasisの原点といえる地に立てたことは、心に残る一生の思い出です。

ボードウォーク・スタジオは、Oasisファンにとって“ただの建物”ではなく、夢の原点であり、情熱の記憶が宿る場所でした。

写真一枚でも、立ち止まるだけでも構いません。
Oasisの歴史を感じられる場所。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

The Boardwalk(ザ・ボードウォーク)
住所:21 Little Peter Street, Manchester, M15 4PS, United Kingdom
※最新状況は店舗情報をご確認ください

Oasis公式サイトはコチラ↓↓
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