【マンチェスター旅】Oasisの原点 ボードウォーク・スタジオをたずねて

イギリス

マンチェスターでOasisの聖地を巡るなら、ボードウォーク・スタジオ(The Boardwalk)はぜひ行っておきたいスポット。
ここには、Oasisが歩き出した最初の一歩が、静かに息づいています。

Haruemi
Haruemi

ずっと来たかった場所!

そんな現地での体験を、熱量高めにお届けします!

Oasisの原点 ボードウォークとは?

The Boardwalk(ザ・ボードウォーク)は、Oasis(オアシス)が初めてライブを行ったことで知られる、マンチェスターの伝説的な音楽クラブ

Oasis展でもらったフライヤー(シワ付き)
行きたすぎるけどチケット取れず無念……

リハーサルスタジオとライブハウスが一体となった“バンド育成の場”でもあり、Oasisのプロローグが刻まれた場所でもあります。

Oasisのほかにも、Stone RosesHappy Mondaysなど、後に名を馳せる多くのバンドが初期の頃にこの場所でライブを行っており、The Boardwalkは地元マンチェスター音楽シーンの登竜門として広く知られていました。

1999年に閉鎖された今でも、その存在は当時のMadchesterムーブメントを象徴する音楽カルチャーの中心地のひとつとして、今も多くのファンに語り継がれています。

現在のようすは?

閉鎖後の現在は、オフィススペースに。そのため建物の外に青い記念プレート(ブルー・プラーク)が掲げられ、外観のみ見学可能です

Oasisファンが聖地巡礼に訪れる理由

なぜ閉鎖されたにも関わらず、今もOasisファンがわざわざ足を運ぶのか?

それは、この場所がOasisの歴史が動き出した原点だから。

Oasis展にて撮影


当時まだ無名だったOasisが、1991年8月にここThe Boardwalkで記念すべき初ライブを行いました。
そして、まさにそのライブを観ていた兄ノエルが、後にバンドへ加入
「俺の言う通りにすれば売れる」というノエル語録はあまりに有名(震)

※イメージです

再び行った10月のThe Boardwalkでのライブは、ノエルがOasisの一員として初めてステージに立った日。この夜が、バンドにとってのターニングポイントとなりました。

Haruemi
Haruemi

OasisがOasisになった場所…!

卓越したソングライティングと強烈な存在感で急速に注目を集め、Oasisはわずか数年で世界的なロックバンドへと成長していきます。

超満員のメインロードスタジアム(96年)  oasis展にて撮影

小さなスタジオから世界へー
その第一歩が刻まれたこの地に立てば、Oasisの“はじまり”がぐっと近くに感じられる
まさに訪れる価値のある場所といえます。

 マンチェスター・リヴァプール旅の記事はコチラ↓↓

実際に行ってきました!ボードウォーク訪問記

マンチェスターに来たからには、Oasisゆかりの聖地を訪れずには帰れません!
リヴァプール行きの電車時間とにらめっこしながら、限られた時間の中で目指したのは、ボードウォーク・スタジオ

マンチェスターの街中を早歩きで行ってきました。

😵 ハプニング発生!? Googleマップの罠

時間がないので、The Boardwalk とGoogleマップに入力して突進。

ところが!
Googleマップに導かれたのは、まさかの“違うボードウォーク”
建物の受付で「ここってThe Boardwalkですか?」と聞くと、受付男性は「そうだよ」とあっさり回答。どうやら、近場に似た名前の場所が複数あるようす

少し焦りながらも、ダメ元で「私たちOasisファンなんです」と話してみると、その男性は笑顔で「そのボードウォークならここだよ!」と、正しい住所を入力して教えてくれました(涙)
なんて親切な対応……!マンチェスターの人の温かさを感じた瞬間でした。

📍 ついに到着!Oasisの“はじまりの地”

案内してもらった正しい住所を元に、無事到着!

この場所こそが、Oasisが1991年8月に初ライブを行い、ノエルが同年10月に初参加ライブをした、正真正銘の原点!!

オフィスビルに改装されているものの、“1984–1999”の年号とともに、当時のカルチャーを象徴するスマイリーフェイス、そして「Madchester Venue Nightclub and Rehearsal Rooms」が刻まれた青い記念プレート(ブルー・プラーク)見つけて感無量。


OasisやStone Roses、Happy Mondaysなど、多くのバンドがここでライブをしていたなんて…音楽ファンには胸が熱くなる光景でした。

Haruemi
Haruemi

1984–1999”という数字は、マンチェスター音楽の黄金期を象徴しててグッときます!

📸 滞在時間はわずか3分(笑)でも、価値はそれ以上!

中に入ることはできませんが、外観だけでも十分。
外壁をバックに写真を撮って、滞在時間はまさかの3分(笑)

Haruemi
Haruemi

もっとリバプール行きの時間を遅らせればよかったと反省…。

それでも、「ここからOasisが始まった」と思うと、感慨深さで胸がいっぱいになります。

時間に追われながらも、「この3分のために走ってよかった」と思える――それがファンにとっての“聖地”の力なのだと実感しました。

まとめ:Oasisファンならぜひ訪れてみて

たとえ中に入れなくても、たとえ3分しか滞在できなくても(涙)
Oasisの原点といえる地に立てたことは、心に残る一生の思い出です。

ボードウォーク・スタジオは、Oasisファンにとって“ただの建物”ではなく、夢の原点であり、情熱の記憶が宿る場所でした。

写真一枚でも、立ち止まるだけでも構いません。
Oasisの歴史を感じられる場所。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

The Boardwalk(ザ・ボードウォーク)
住所:21 Little Peter Street, Manchester, M15 4PS, United Kingdom
※最新状況は店舗情報をご確認ください

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