トラベラーHaruemiの
奈良旅をお届けします!
この記事の前編①はこちら↓
ついにひたすら自転車をこぎまくり、飛鳥寺に到着!
これが日本最古のお寺とされる場所。
数々のお寺をめぐってきたので、なんだか感慨深い気持ちになりました。
畑の真ん中にポツンとあるのも、なんだか意外でした。
早速なかへ入ってみましょう。
西門をくぐってすぐのところに、大きな鐘楼を発見。
かなり大きく存在感たっぷり。
一度だけ打っていいようなので、心込めて打たせてもらいました。
ゴォォーン…と明日香の地に響かせて、感無量。
落ち着いた鐘の音が、なんとも心を静かに癒してくれます。
では、本堂へ行ってみましょう。
飛鳥大仏が安置される本堂は、かつての中金堂が何度か消失ののち建てられたとあって、歴史の重さを感じます。
現在の本堂が建設されたのは
なんと江戸時代!
本堂受付で参拝料を払い、入っていくと、飛鳥大仏(釈迦如来座像)とご対面!
重宝文化財に指定され、日本最古の仏像とされています。
約3メートルという高さの仏像を見上げると、穏やかな表情から安らぎを与えられ、心が落ち着きました。1400年もの間、この場所で人々の心を支えてきたのかと思うと、言葉にならない感情が湧きます。
そして飛鳥大仏の右側には阿弥陀如来坐像。
木造で藤原時代に造られたとされ、静かな空気をまとっています。
飛鳥大仏の傍で小さいながらしっかりと存在感を放つ姿が印象的でした。
そして左側には聖徳太子孝養像が。
こちらは室町時代に造られたとされ、父である用明天皇の病気回復を祈る太子の像。スッと立って祈る姿から、慈悲深い心情が伝わってきます。
他にも見どころが多くあり、どれも興味深く見てまわりました。
見入っているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまったので、
お寺が閉まる前にお土産を購入。
袋に押された飛鳥のスタンプがかわいらしい。
限定キティの飛鳥寺バージョンも発見しました。
見た時は、こんなのもあるのか〜程度だったけれど、帰ってから買えば良かったと後悔……。
また買える機会があったら、絶対買うぞ!と心に決めたのでした。