大阪にある安倍晴明神社は、陰陽師・安倍晴明ゆかりのパワースポット。
静かな住宅街にたたずむ神社で、歴史を感じながら穏やかな時間を過ごせます。

陰陽師といえば、安倍晴明!
今回は、夜に訪れたときの様子も含めてご紹介します!
安倍晴明をまつる、大阪・阿倍野の神社とは?
阿倍野区にある安倍晴明神社は、平安時代の陰陽師として知られる安倍晴明が生まれたと伝わる地に建つ、由緒ある神社。

こぢんまりとした境内ながら、五芒星のシンボルや石碑、拝殿などが整い、スピリチュアルな雰囲気に包まれています。

大きな観光地というわけではありませんが、その分ゆっくりとした時間が流れており、歴史好きやスピリチュアルなスポットを巡る人たちの間でじわじわと注目を集めている存在。
歴史好きやパワースポット巡りを楽しむ人の間でじわじわ注目されているスポットです。
参拝レポ:夜の安倍晴明神社を訪れてみた
私が訪れたのは、日が暮れてからの夜の時間帯。
天王寺駅から気合を入れて、徒歩で移動してみました!

「夜って怖くないかな…?」と少し不安もありましたが、境内にはしっかりと明かりが灯っていて、ひと安心。

ほかにもちらほら参拝者の姿があり、夜の静けさの中に人の気配があって、それがまた絶妙な心地よさ。
早速目に入ったのは、銅像の晴明公像と、晴明の母である狐の化身とも言われる葛之葉霊狐の飛来像が。

幻想的で、昼とはまた違う雰囲気が感じられて、夜ならではの良さを実感しました。
境内の奥に鎮座する本殿には、御祭神・安倍晴明公が祀られています。

陰陽師として多くの逸話を残した晴明公に手を合わせるこの場所は、静けさと神聖さに包まれた空間。


晴明が産湯を使った井戸とされる安倍晴明公産湯井の跡と、安産にご利益があるとされる鎮石 (孕み石)。ここがまさに、晴明の伝説が産声をあげた場所なんだと実感しました。

晴明の父にちなんだお社、泰名稲荷神社。拝殿の雰囲気とはまた違った、朱色がまた神々しい。狐(稲荷)信仰の清廉な空気が漂っています。

拝殿に手を合わせていると、古代の歴史や人々の信仰に思いを馳せるひとときになりました。
なお、安倍晴明神社は、すぐ近くにある阿倍王子神社の境外末社として位置づけられています。次回は明るい時間に、阿倍王子神社と一緒に来てみたい、と思わせてくれるスポットでした。
安倍晴明の“はじまり”を感じる場所へ
安倍晴明神社は、歴史や伝承の世界に触れつつ、静かな時間を過ごせる隠れた神社。

夜の訪問でも不安を感じにくく、しっかり明かりが整っていて、ちょっとした寄り道としてもおすすめです。
大阪観光で心を落ち着けたいときに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
安倍晴明神社
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町5-16
営業時間:参拝自由(社務所は日中のみ)
※最新状況は公式情報をご確認ください