グランジ・ムーブメントを代表するカート・コバーンの聖地として有名なヴィレッタパーク。
シアトル滞在時に
行ってきました!
カートファンはもちろん、音楽ファンにとっても価値のある聖地だと感じました。
今回はヴィレッタパークの行き方と訪れる際の注意点についてご紹介します!
ヴィレッタパークはどんな場所?
ヴィレッタパークは、1990年代のグランジ・ムーブメントを代表する伝説的なバンド”ニルヴァーナ”の中心人物カート・コバーンの生家の隣に位置する小さな公園です。
生家はカートが最期を迎えた場所としても知られ、この場所が彼の人生の終着点となったことで、現在も多くのファンが訪れる聖地となっています。
ヴィレッタパークへの行き方
シアトル市内からヴィレッタパークへ行くには、公共交通機関よりも車でのアクセスが便利。
私もUberを利用しました
公園は住宅街に囲まれた閑静なエリアにあり、徒歩でのアクセスが難しいため、観光で訪れるなら車で行くことをオススメします。
Viretta Park(ヴィレッタパーク)
住所:151 E Lk Washington Blvd, Seattle, WA 98112 アメリカ合衆国
ヴィレッタパーク実際のようす
ヴィレッタパーク自体は、ベンチと木々があるだけの非常にシンプルな公園でした。
観光スポットというより、カート・コバーンをしのぶ多くのファンが訪れる聖地という印象です。
彼の最期を迎えた場所でもあるため、多くの人の思いがつまっていることを実感します。
見るべきものは、やはりベンチ。
公園内にベンチは2つありますが、どちらも多くのファンたちが残したメッセージが。
「あなたの音楽に救われた」
「あなたを忘れない」
「安らかに眠ってください」といった感謝や祈りの言葉がところ狭しと刻まれています。
カート・コバーンがどれほど多くの人に影響を与えたかを物語るとともに、この公園のベンチがファンの想いを共有する場として根付いているかがわかります。
ベンチに座り、目の前に広がる湖と空に広がる飛行機雲を見ていると、カート・コバーンも同じ景色を見ていたのだろうかと自然と思いを馳せてしまいますね。
静かな住宅街と相まって、そこに広がる景色は無限の広がりを感じさせ、どこかはかない気持ちに。
カートもここで景色を見つめながら何を思っていたのか、想像せずにはいられません。
シアトル・ヴィレッタパークの注目ポイント
☑️カートへの思いが刻まれたベンチ
☑️木々に囲まれた静かな雰囲気
☑️ベンチから見えるワシントン湖
☑️青空に広がる無数の飛行機雲
トラベラーHaruemiのシアトル旅行記はこちら↓
注意点① 明るい時間帯がおすすめ
昼間でも人が少ない
私は訪れたのは天気の良い昼間。平和で穏やかな雰囲気でしたが、人影が少なく、少し寂しい感じがありました。
これが夜になるとさらに静かで人が減り、かなり心細いのでは。
安全のためにも明るい時間帯に訪れることをおすすめします!
景色を楽しむため
公園からは遠くに湖が望め、穏やかな景色が広がっています。
これら自然の風景を楽しめるのは明るい時間帯ならでは。自然の景色を楽しむためにも、なるべく日が出ているうちに訪れることをおすすめします。
注意点② 降車場所に気をつけて
住宅街で迷子
これは実体験ですが、Uberの降車場所を何気なく公園に指定したところ
公園の裏口に降ろされて、迷子になりかけました(汗)
いやいや、裏口といえど公園の近くでしょ?と思うかもしれませんが、裏側に回ると非常にわかりにくくて、間違えて降ろされたんじゃないかと思うほど。住宅街をキョロキョロとさまようハメに。
公園どこ?(涙)と、静かな住宅街をうろつきつつ、
茂みの中にようやく小さな看板を発見。
おそるおそる緑が茂る方へ向かってみると……
ここか!!!!
と、ようやく目指していた景色が見えてホッとしました。
ちなみにかなり野生な階段なので、滑らないよう注意です。
このように裏口からたどり着くという、遠回りな経験をしてしまいましたが
公園の表口で降りれば、一目瞭然。表口で降りたかった〜!と切実に感じたのでした。
正しい降車指定方法は?
正しい降車指定としては、ワシントン湖側の通りで降車と伝えるのが良いと思います。表口からなら、公園はすぐに見つかるので、迷う心配もありません。
今となってはその階段を降りた経験もいい思い出ですが、裏口は初めて訪れる人には分かりにくいので要注意です。
さまよう人が少しでも減りますように!
逆にこの記事を読んで、裏口まで上ってみたい、という方がいるかもしれません。
上がる際は、階段が落ち葉や湿気で滑りやすかったりするので、足元には充分気をつけて!
こんな人におすすめ
ヴィレッタパークは、カート・コバーンのファンはもちろん、シアトルの音楽カルチャーに触れたい方にもおすすめの場所です。シアトル観光を計画している方は、ぜひ検討してみてくださいね。
静かで小さな公園ですが、ここで眺めた景色は今も深く記憶の中に残っています。
ヴィレッタパークでの時間が、皆さんの旅の素敵な思い出になりますように。