リヴァプール・マンチェスター旅日記 まとめ

イギリス

リヴァプールはずっとずっと前から絶対に訪れたいと思っていた、憧れの場所。
音楽好きにはたまらない、ビートルズの故郷。ファンならではの聖地めぐりはもちろん、初めてのイギリス観光に期待と興奮で、行く前からお腹いっぱいでした。
空港からのアクセスの都合で、マンチェスターにも寄って大充実となった、リヴァプール・マンチェスター観光を記録としてシェアします。

初のイギリス旅で
ドキドキでした!

🌍この記事では、5日間の旅の記録をまとめています。詳細記事もあわせてご覧ください。

目次

DAY1

旅のはじまりはマンチェスター空港から

今回の旅では、アクセスの良さからマンチェスター空港を利用しました。
ヨーロッパ経由で行きやすく、リヴァプールへは電車で約1時間ちょっと。とてもスムーズに移動できます。

電車のチケットは「Trainline」アプリを使えば、事前にスマホで予約・発券ができて便利でした。

ちなみにマンチェスターといえば、Oasisファンにはたまらない“聖地”。

旅のスタートは、まだ夜明け前のちょっぴり薄暗いマンチェスター空港から。列車に揺られながら、まずはマンチェスター・ピカデリー駅へ向かいます。

荷物を預けてマンチェスター観光スタート

マンチェスターピカデリー駅に着いたら、人の多さにびっくり。
歩き回るにはまず大きいスーツケースを置いていかなくては。

便利だったのが駅構内にあるLEFT LAGGEGE。戻ってくる時間を伝えて簡単に置いていくことができた。身軽になったらいざマンチェスター観光へ!

SIMカードを現地で手配

とにかくSIMがなくては始まらない。

ということで、Threeの店舗に立ち寄り、SIMを購入しました。英語での対応でしたが、観光客にも慣れている様子で、購入からセットアップまでとてもスムーズ。店員さんも親切で、落ち着いた雰囲気の店内だったのもありがたかったです。

無事に通信環境が整ったところで、いよいよマンチェスターの街歩きへ。年始で人も少なく、のんびりとした空気が流れていました。

重厚な建築と現代的なショッピングモールが共存する風景は、どこを歩いても絵になります。ただブラブラしているだけでも、幸せな時間でした。

マンチェスター大聖堂へ

街を歩いてたどり着いたのは、マンチェスター大聖堂
石造りの重厚な建物は、まるで映画のセットのよう。静けさの中に、長い歴史を感じさせる存在感があります。

入場は無料。中に足を踏み入れると、15世紀から建てられたという堂内は広く荘厳で、目の前に現れたきれいなパイプオルガンとの調和も見事でした。

色鮮やかなステンドグラスから差し込む光がとても美しく、しばらく言葉を忘れて見入ってしまうほど。静かに時間が流れる、素敵な空間でした。

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カフェでひと休み

大聖堂のまわりをぐるりと歩いてみると、可愛らしい雰囲気のカフェを発見。


ふらりと店内に入って、ホットチョコレートをオーダー。

たっぷり注がれた大きなカップの上には、ココアパウダーがふんわり。やさしい甘さが、冷えた体にじんわり沁みわたるようでした。

駅に着いてからずっと歩き続けていたせいか、この一杯で一気に食欲が刺激されることに。
どうやら友人も同じ気分だったようで、このまま自然と「何か食べに行こうか」という流れに。

ピザとあったかスープでパワーチャージ

再びショッピングモールに戻ると、ちょうどお昼どき。どのお店もにぎわっていて、あちこちに行列ができていました。
このあとリヴァプールへ移動する予定だったので、さっと食べられるものを…と、軽めにピザとスープをチョイス。

選んだのは、Hasty Tastyのピザと、GREGGSのスープ
どちらも見た目以上にしっかり味で、予想以上の満足感。お腹も気持ちもほっこり満たされました。

さあ、エネルギー補給完了。お腹が満たされたところで、ふたたびマンチェスター観光へ!

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FOPPレコード店で音楽カルチャーを楽しむ

赤いロゴが印象的な音楽専門店「FOPP」。


店内にはレコードやCDがずらりと並び、UKを代表するアーティストのポスターやグッズも豊富で、音楽ファンにはたまらない空間です。

広いフロアは、気づけば1日過ごしてしまいそうな心地よさ。
Oasisファンの私は、マンチェスターのレコードショップでOasisのグッズを眺めるという、夢のような時間を過ごしました。

記念に買った
レコードバッグは宝物です

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ジョンライランズ・ライブラリーで歴史と美に浸る

マンチェスター大学の図書館でありながら、一般にも開放されているジョンライランズ・ライブラリー。「世界でもっとも美しい図書館」のひとつにも選ばれるだけあって、その圧倒的な雰囲気に思わず立ち尽くしました。

中へ足を踏み入れると、まるでハリーポッターの世界。
繊細な装飾や高い天井、差し込む光までが絵のようで、ただ見ているだけで幸せな気分になります。
これが無料で見学できるなんて信じられないほど。
気づけば、時間を忘れて見入っていました。

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オアシスファンの聖地・ボードウォーク・スタジオへ

マンチェスターに来たからには、Oasisゆかりの地を訪れないわけにはいきません。
向かったのは、初期の練習場所であり、ノエル加入後初ライブの舞台にもなったボードウォーク・スタジオ。まさにバンドの出発点ともいえる場所です。

中には入れませんが、外壁を眺めるだけでも胸が熱くなる瞬間。
ここからOasisが始まったんだと思うと、感慨深さでいっぱいになりました。

目的を果たしたあとは、電車の時間ギリギリでリヴァプールへ。街を駆け抜けるのさえ、なんだか幸せに感じました。

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リヴァプール・ライム・ストリート駅に到着

ついに今回の旅のメイン舞台、リヴァプールへ到着。
マンチェスターの活気と比べると、街は落ち着いた空気が漂っています。

宿は「イビス スタイルズ リバプール センター デール ストリート」。
駅から少し歩きますが、隣にはスーパーもあり、人通りも多くて安心できました。

館内はビートルズ一色の内装で、到着早々テンションが上がります。
明日からのリヴァプール散策に胸をふくらませながら、この日は眠りにつきました。

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DAY2

マシューストリートでリヴァプールを実感

ホテルで朝食を終えたら、まずはマシューストリートへ。
ホテルから徒歩5分ほどで到着できるのがうれしいところです。


入口ではジョン・レノン像がお出迎え。
ビートルズゆかりの名所が並び、自然とテンションが上がり、「本当にリヴァプールに来たんだ…」と実感した瞬間でした。

通り自体は長くありませんが、ビートルズの故郷を肌で感じられる、至福のひとときでした。

The CAVARN CLUBでビートルズの原点に触れる

マシューストリートに来たら、まず外せないのがここ。
ビートルズが初めてライブを行ったことで知られる、キャバーン・クラブです。

地下へと続く階段を降りていくだけで胸が高鳴り、扉を開ければレンガ造りの壁に囲まれた聖地が広がります。そこには貴重な展示の数々。

平日だったため、入場はドリンク代のみ。運よく定期開催の無料ライブにも遭遇でき、感無量でした。
ビートルズ関連の展示はもちろん、多くの著名アーティストが訪れた軌跡も残されていて、この場所がどれだけ音楽界から愛されているかが伝わってきます。

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グルメ・バーガー・キッチンでランチ休憩

マシューストリートを抜けてショッピングモールに着いたところで、少し遅めのお昼休憩にしました。目に留まったのは、ロンドン発祥のチェーン店「Gourmet Burger Kitchen」。


注文したのはミディアムサイズのバーガーで、ちょうど良い食べ応え。ジューシーなお肉と香ばしいバンズの組み合わせがたまらない。
セットのポテトは、まさかの“サッポロポテト級”の細さでちょっと驚きつつも、カリッと軽い食感で箸が止まらなかった。

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THE BEATLES STORYでビートルズの世界へ浸る

旅の目的のひとつが、この「THE BEATLES STORY」です。
外観のロゴ看板を目にした瞬間から、胸の高鳴りが止まりません。


オーディオガイドは日本語に対応していて、音楽だけでなく、メンバーやバンドの歴史もじっくり知ることができます。背景を知ることで曲への愛着が一層深まり、展示の作り込みも見応え十分です。

ひとつ残らず見ようと歩き回ったせいで、最後はかなりの疲労感。それでも、リヴァプールの地でビートルズの歴史にたっぷり浸れたことは、何よりの収穫でした。

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プレミア大一番をバーで体感!

この日はなんと、マンチェスター・シティ対リヴァプールのプレミアリーグ屈指のビッグマッチ。
まさか旅のタイミングと重なるなんて、最高の幸運です。

本当はスタジアムで観戦したかったのですが、チケットは地元サポーターでも入手困難。そこで、ホテルスタッフに教えてもらったバーで観戦することにしました。

店内はリヴァプールのユニフォームを着た人々でぎゅうぎゅう。ビール片手に声を張り上げる姿に、自然と気分も高まっていきます。相手がシティともなれば、熱気はさらにヒートアップ。

リヴァプールの地元ファンと肩を並べ、歓声やため息を共有できたあの時間は、一生忘れられません。

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DAY3

マジカルミステリーツアーで名曲ゆかりの地を巡る

昨日に続き、アルバートドックへ。この日は待ちに待ったマジカルミステリーツアーの日。
ド派手な黄色いバスに乗り込んだ瞬間から、胸が高鳴ります。


ストロベリーフィールド、ポールの生家、ペニーレイン…。
ガイドさんの軽快なトークに笑い、窓の外の景色に見とれながら、ビートルズの世界にどっぷり。
ツアー仲間ともすぐ打ち解け、終始ピースフルな時間を過ごせました。

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PIZZA EXPRESSで焼きたてピザランチ

たっぷりビートルズの世界を堪能したあとは、お腹がピザを欲している…!向かったのは、リヴァプールワンにあるPIZZA EXPRESS。


お昼時で外まで行列ができていたけれど、意外とすぐに席へ案内してもらえました。
注文したのは、チーズがとろける王道マルゲリータ。シンプルなのに、口に入れた瞬間に幸せが広がります。
「ピザってこんなに美味しかったっけ?」と改めて思うくらい、夢中で完食。広々とした店内は居心地もよく、つい長居したくなるお店でした。

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アルバートドッグをぶらり散策

何度目かのアルバートドッグですが、今回はのんびりお散歩気分で訪れました。お正月ということもあり、ファミリーや観光客でとてもにぎやか。

ふと視線の先に、観光名物のビートルズ像が。間近で並んでみると、想像以上の大きさにびっくり。
こういう「実際に見て初めてわかる感覚」も、旅ならではの楽しみですね。

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リヴァプール美術館でジョン&ヨーコの世界に浸る

リヴァプールミュージアムの前を通ると、目に飛び込んできたのは大きな IMAGINE PEACE の文字。近づいてみると、なんと『DOUBLE FANTASY – John & Yoko』展が開催中でした。まさか現地で見られるなんて、まさに奇跡。

展示では、2人がどれほど愛にあふれ、創造的に平和を発信してきたのかが伝わってきます。プライベートな写真や創作物も多く、見入ってしまうばかり。

天井の“YES”の文字や、“You are here”のバッジも、偶然とは思えないほど心に響きました。

閉館間際に駆け込んだリヴァプール大聖堂

リヴァプールのランドマークともいえる大聖堂に、日没直前ギリギリで到着。高さ約100メートルの堂々たる姿は、英国国教会の中でも国内最大級の規模を誇ります。


中に足を踏み入れると、首が痛くなりそうなほど高い天井と、広大なホールが目の前に広がり圧倒されるばかり。色鮮やかなステンドグラスや荘厳なパイプオルガンなど、どれも息をのむ美しさでした。

上部の展望エリアにも登れるそうですが、この日は時間切れで断念。いつか必ず、ここからリヴァプールの街を見渡したい──そんな思いを胸に大聖堂を後にしました。

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DAY4

初めての二階建てバス体験

これまで徒歩で移動していたところ、この日はついにバス移動に挑戦。まずは乗降に便利な「Walrusカード」を駅前の窓口で購入しました。名前がなかなか出てこなくて少し焦ったけれど、なんとか手に入れられてひと安心。

念願の二階建てバスに乗り込み、迷わず二階席へ。なんと貸切状態で、ちょっと特別な気分。天井が意外と低いんだな…なんて思いながら、窓からの景色を満喫しました。

カスバ・コーヒー・クラブでビートルズの原点に触れる

ビートルズ目的でリヴァプールを訪れるなら、外せないのがここ。ビートルズの前身バンド「クオリーメン」のホームであり、バンドの原点ともいえる重要なクラブです。

実は予約制だと知らず、行き当たりばったりで訪問。門は少ししか開いておらず、敷地内に入っても入口がわからずウロウロ…。これかな?と思ったドアも鍵がかかっていて、半ば諦めかけたそのとき、内側から男性が現れました。

「日本から来たビートルズファンです」と伝えると、状況を察して中へ案内してくれることに。最初はやや渋い反応でしたが、館内では驚くほど丁寧に説明してくれました。

ジョンが描いた星が当時のまま残る壁など、“本物”のビートルズに直に触れられる空間は感動の連続。入るまでは不安でしかなかったけれど、最終的には忘れられない体験になりました。

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coffeehouse amoでほっとひと息

カスバ・コーヒー・クラブから歩いて2分ほどの場所で、かわいらしい外観のカフェを発見。入口のハートマークに惹かれて入ってみると、内装もセンス抜群で落ち着く雰囲気でした。

注文したのは、たっぷりサイズのホットティー。深めのティーカップに注がれたお茶を、ふかふかのソファーで味わいながら、冷えた体をゆっくり温めます。

もし家の近所にあったら、毎日でも通ってしまいそうな心地よさでした。

リヴァプールFCの聖地・アンフィールドへ

バスに揺られて到着したのは、名門リヴァプールFCの本拠地・アンフィールド。長い歴史と数々の伝説が刻まれたスタジアムは、目の前に立つだけで胸が熱くなります。

せっかくなので、スタジアムの外周をぐるりと一周。あまりの大きさに、歩き終えるころには足がクタクタでした。

この日はスタジアムツアーの時間に間に合わなかったものの、自由見学エリアや併設ショップだけでも十分に楽しめます。いつか必ず、ここで試合を観戦したい──そんな思いを胸に、アンフィールドを後にしました。

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圧巻のワールドミュージアム

日が暮れてからの短い時間でしたが、なんとかワールドミュージアムに滑り込み。国立の自然史博物館だけあって、スケールも内容も圧巻です。


館内は6フロアに分かれていて、特に6階の宇宙エリアは夢中になる面白さ。プラネタリウムに間に合わなかったのは心残りですが、無料とは思えない充実度でつい時間を忘れてしまいました。

どのフロアも見ごたえがあり、閉館のアナウンスに促され足早に退出。あんなに名残惜しい博物館は久しぶりです。

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The Lobster Potで名物フィッシュ&チップス

イギリスに来たら外せない名物といえば、やっぱりフィッシュ&チップス。駅近くのThe Lobster Potをのぞくと、仕事帰りらしきお客さんでにぎわっていました。


カウンター脇の小さなテーブルで、熱々のフィッシュ&チップスにかぶりつきます。サクサクの衣とほんのりジャンクな味付けがクセになるおいしさ。ポテトは大ぶりで食べ応えも十分で、気づけばあっという間に完食していました。

現地で味わう伝統フードに、ただただ感激。いつか英国各地でフィッシュ&チップス巡りをしてみたいと思います。

マシューストリートのパブでライブ鑑賞

いよいよリヴァプール最後の夜。心残りがないように、マシューストリートをぶらりと散策しました。そこで見つけたのが、SGT. PEPPER’Sというミュージックパブ。迷わず店内へ入りました。

ちょうどバンドがライブの真っ最中で、店内は大盛り上がり。週末の夜を満喫する地元の人たちに混ざって、私も存分に楽しみました。

大声で歌う人、友達とジャンプしながらはしゃぐ女子たち、隅っこで静かにグラスを傾ける人…それぞれのスタイルで楽しむ自由な空気が心地よかったです。飛び入りでもすぐに馴染める、温かい雰囲気のパブでした。

DAY 5

エティハドスタジアムでシティ観戦!

リヴァプール滞在を終え、マンチェスターへ移動。旅のラストイベントは、名門マンチェスター・シティのホームスタジアム「エティハド・スタジアム」でのサッカー観戦です。

さすがにプレミアリーグ戦のチケットは入手できなかったため、この日はFAカップ戦を観戦。事前に購入していたチケットのQRコードをかざすだけで、スムーズに入場できました。

巨大なエティハド・スタジアムの迫力は圧巻。コート近くの席からは、選手がボールを蹴る音や芝を駆ける足音までリアルに伝わってきて、感動が止まりません。

まさかシティの試合を生で見られる日が来るなんて。夢のような時間で、一生の思い出がまたひとつ増えました。

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エスケープ・ラウンジで旅の締めくくり

夢のようだったリヴァプール・マンチェスター観光も、いよいよこれで終了。マンチェスター空港に戻り手続きを終えたあとは、エスケープ・ラウンジでしばし休憩しました。


思い返せば、どの瞬間もレジェンド級の思い出ばかり。スマホの写真を何度も見返しては、思わずニヤニヤしてしまいます。深々とソファに腰掛け、温かいココアを飲みながら、旅の余韻にたっぷり浸りました。

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