ハノイに行ったらやっぱり食べたい、ベトナムの国民食・フォー。
なかでも、ミシュランガイドのビブグルマンに選ばれた老舗、フォー・ザー・チュエン(Phở Gia Truyền)は、地元民にも観光客にも大人気!

本場の味は、やっぱり別格!
この記事では、ハノイ到着後、真っ先に向かったフォー・ザー・チュエンでの体験レポとあわせて、お店の魅力や行き方をたっぷりご紹介します。
地元に愛される名店 フォー・ザー・チュエン とは?
フォー・ザー・チュエンは、ハノイ旧市街・バッダン通りにある家族経営の老舗フォー専門店です。

地元の人々に長年愛されてきたお店で、ミシュランガイドのビブグルマンにも選出されたことのある実力店。
特徴はなんといっても牛骨から丁寧に取られた透明なスープ!
化学調味料を使わず、じっくり煮込まれたスープはコクがありながらも、すっきりとした味わい。観光客だけでなく、地元民にも根強い人気があるのも納得の一杯です。
ホアンキエム湖から徒歩で約10分。旧市街の中心部に位置しており、観光の合間に立ち寄りやすい場所にあります。
メニューは牛肉フォー一本勝負!
このお店の魅力のひとつが、メニューのシンプルさ。メニューはフォー・ボー(牛肉フォー)のみで、肉の種類に応じて3種類から選べます。

タイナム(Tái Nạm):レア牛肉+肩バラ肉ミックス
タイ(Tái):レア牛肉のみ
チン(Chín):火を通した牛肉のみ
また、追加トッピングとして卵(Trứng Gà)や揚げパン(クアイ)も注文可能です。
注文はカウンターで先に支払うセルフスタイル。支払い後に受け取り、空いている席に着きます。

行列でもサクサク進むので安心です◎

【体験レポ】夕方のハノイで食べる、熱々の一杯
私がいただいたのはフォー・ボー・タイ(Pho Bo Tai)
レア牛肉がたっぷりのった、人気メニューです。

スープから立ち上る湯気とともに、やさしい香りがふんわりと漂います。
一口すすると、そのやさしく澄んだスープの旨みがじわ~っと広がって、疲れていた身体がほっとする感覚に。
レア肉はスープの熱でちょうどよく火が入り、とろけるような柔らかさ。米麺はつるっとしていて、スープと絶妙に絡みます。
フォーの熱さと外の蒸し暑さで、食べ終わるころには自然と汗が…。

それもまた現地らしさを肌で感じる一コマとして、今となっては良い思い出です。
ハノイの思い出に、心に温まるフォーを
ハノイ到着後、バイクの喧騒に少し戸惑っていた心も、フォー・ザー・チュエンのフォーで、ホッと落ち着いたのを感じました。
夢中で食べて、気づけば完食。まさに、胃袋に染みる最高のフォー体験でした。

ローカルな空気を味わいながら、本場のフォーを体験したい方には、心からおすすめできるお店です。
ぜひ、ハノイ旧市街を訪れた際には、この一杯を味わってみてくださいね。
フォー・ザー・チュエン
住所:49 Bát Đàn, Cửa Đông, Hoàn Kiếm, Hà Nội
営業時間:6:00〜10:00/18:00〜20:30
※最新状況は店舗情報をご確認ください